4月から地域おこし協力隊として活動します!
そこで、私の大槌での活動のテーマを考えました。
1.地域のコミュニティに溶け込んで、「地方」の良さを発掘すること
2.大槌町に自分の仕事を生み出すこと、更に他の人の仕事を生み出すこと
3.今よりも地球にやさしい暮らしを実践すること
日本は昔から魚食の国だったが、今では肉の消費量が増えている。
肉として食べられているのは、牛や豚、鶏などの家畜たち。
そして家畜を飼うことが畜産業だ。
畜産業はもともと、作物の育たない草地で生活するための知恵であった。
モンゴルのような降水量の少ない土地では、丈の短い牧草で牛や羊を育てて肉や乳に変えた。
それが今では、脂ののった肉を食べるために、作物の育つ農地に大量の肥料と水をつぎ込み、牧草だけでなくコーンなどの穀物を育てて家畜に与えている。
一方で、地球の裏側には食糧難にあえいでいる国がある。
私はこの矛盾を少しでも解消したい。
日本にはわざわざ穀物を与えなくても育つお肉が豊富にある。
ジビエだ。
このジビエブームをもっと活性化したい。
ジビエをもっと美味しく食べられる食材にしたい。
ジビエは臭い、固い、美味しくないという固定概念を払拭したい。
ジビエ肉がスーパーに並び、食卓にあがるような社会にしたい。
この3年の任期をめいっぱい生かして、ジビエ業の経験を積む。
これが私の3年間のテーマだ。
4月から地域おこし協力隊として活動します!
このブログを読んだ人が、大槌に来たくなるようなブログを。
牡蠣、アワビ、ワカメなどの海産物が豊富。
秋には脂ののったサバが獲れ、冬はサケの群れが遡上する。
一方、リアス式海岸という地形のゆえに、大きな津波があるたびに被害を受けてきた町である。
東日本大震災の津波の被害は甚大、人口の10分の1が亡くなった。
しかし、恥ずかしながら私は東北や東日本大震災の被災地についても疎く、大槌町は名前も知らない町でした。
北海道生まれのの私のイメージでは、海岸の小さな町=電車は廃線、スーパーがない、国道沿いには年季の入った家がぽつらぽつら…
大槌町に移住を検討し始めたとき、インターネット上には大槌町の情報は多くなく、心配なことばかりでした。
家はあるのか?仕事は?同年代の人はいる?買い物はできる…?
それでも移住を決めたのは、大槌に住んでいるパートナーの日常が楽しそうだったから。
学生の彼は毎朝市場にアルバイトに行っては売り物にならない魚をもらい、肉は鉄砲で調達、送られてくる晩御飯の写真は新鮮な海産物で埼玉にいてはめったに食べられないようなものばかりでした。
秋には町の祭りに参加して学外にも町民との繋がりができているようでした。
今度は私が住んでみて、大槌町の魅力を発信したい、
そして、ここに住んでいる若者がいるよ!大丈夫だよ!と発信したいと思っています。
このブログが、移住を検討している方々の決断を後押しする材料になりますように!